I Got the Feelin: James Brown in the 60s / James Brown

Disc 1
1. THE NIGHT JAMES BROWN SAVED BOSTON
Disc 2
1. That's Life
2. Kansas City
3. Medley: It's A Man's Man's Man's World/Lost Someone/Bewildered
4. Get It Together
5. There Was A Time
6. I Got The Feelin'
7. Try Me
8. Medley: Cold Sweat/Ride The Pony/Cold Sweat
9. Maybe The Last Time
10. I Got You (I Feel Good)
11. Please, Please, Please
12. I Can't Stand Myself (When You Touch Me)
Disc 3
1. If I Ruled The World
2. That's Life
3. Kansas City
4. Medley: It's A Man's Man's Man's World/Lost Someone/Bewildered
5. Get It Together
6. There Was A Time
7. I Got The Feelin'
8. Try Me
9. Medley: Cold Sweat/Maybe The Last Time/I Got You (I Feel Good)/Please, Please, Please/I Can't Stand Myself (When You Touch Me)/Cold Sweat (reprise)
10. THE T.A.M.I. SHOW performance of "Out Of Sight" from the acclaimed 1964 concert film
11. I Got You (I Feel Good), July 14, 1968 L'Olympia, Paris
12. It's A Man's Man's Man's World, November 25, 1967 L'Olympia, Paris
JBの68年の映像を収めたDVD。
JBの映像作品で主に流通しているのは復帰後の80年代のものが多く、正直言ってイマイチなのばかりなので今回のこの作品はホントにうれしいし、若いソウル・ファンもJBの全盛期の姿をこうして見られるというのは意義があると思います。
ヒップホップがどこからやってきたのか如実にわかりますな。
Disc1はJBがマーティン・ルーサー・キング暗殺事件で衝撃を受けたボストンを暴動から守った、というテーマのドキュメンタリー。
マーティン・ルーサー・キングがメンフィスで暗殺された日、JBはボストンでコンサートを予定しておりましたが、これをテレビ放映すればストリートで暴動を起こす人数が少なくなると思ったトーマス・アトキンスというボストン初の黒人市会議員がJBとなんとかコンサートができるようにするまで奮闘する、というのがおおまかな流れ。
この策が当たってボストンは暴動の被害から免れ、この一件で自らが黒人大衆に巨大な影響を与えうる存在であると確信したJBは積極的に政治的なメッセージを発信するようになりますが、同年に発表した「Say It Loud - I'm Black And I'm Proud」で白人ファンを失ったのに続いて70年代後半にはニクソン支持が仇となって黒人ファンまで失い、またレコード会社のゴタゴタや脱税問題に巻き込まれて失速、86年の「Living In America」での復活まで長い雌伏を強いられます。
そしてDisc2ではそのボストンでのライヴの様子をほぼ完全収録。
トーマス・アトキンスとこの日のJBのライヴを嫌がっていた(JBのコンサートの費用を市の予算で払いたくなかった)ボストン市長のあいさつで幕を開け、若干おとなしめのスタート。
一万人以上は入る会場は暴動の影響か2,000人ほどの観客のみというさびしさではありますが、(4)(5)(6)と繰り出される灼熱のファンクでものすごい盛り上がりを見せます。
(11)で興奮した観客が舞台に上がり、警官隊と一触即発の事態になりますが、JBがなだめてなんとか収め、コンサートは幕を閉じます。
Disc3はレギュラーでやってたであろう営業ライヴ。
場所はアポロ・シアターということで文句ナシ。
画質・音質とも悪く、ビデオ映像が痛んでいる箇所は静止画でごまかしたりしてますが熱気はホンモノ。
バンドもこの時期スター・プレイヤーが勢揃いしており、メイシオ・パーカー、フレッド・ウェズリーを筆頭とするホーン・セクション、ギターのジミー・ノーラン、ベースはたぶんスウィート・チャールズだと思いますが、ここだけイマイチ弱いんでダブル・ドラム化してリズムを強化しております。
とはいうものの一生懸命叩いてるのはほとんどクライド・スタブルフィールドだけっつーのがまた味わい深い(笑)。
(10)はJBのパフォーマンスにストーンズがビビったという伝説のT.A.M.Iショーからの抜粋。
映画フィルムなので画質も音質も良。
(11)(12)は67、68年のパリ公演の抜粋。
画質から音質からカメラワークから全てムチャクチャでございます(笑)。
これもまたファンキー。
こうしてみるとボストンでの出来事、ヴェトナム慰問、「Say It Loud - I'm Black And I'm Proud」と68年はJBにとってものすごく濃い一年だったんだなあ。
とにもかくにも全ての音楽ファンの必携盤。
あとはT.A.M.Iショーの正式DVD化とかブーツィ在籍時のパリ公演とかまだまだネタはあるはずなのでどんどん出していただきたい。

ボストンでの開演前に挨拶するトーマス・アトキンスとJB。

コンサートがはじまるものの・・・。

「しばらくお待ちください」のテロップが。

コンサート終盤、上がってきた客を警官隊が突き飛ばす。

次々と上がってくる客を必死になだめるJB。

アポロで熱唱するJB。






お幾らでした?? わはは。。