サディスティック・ミカ・バンド

「黒船」以外の未開封盤が700円で全部揃ってたので全部買いました。
「黒船」は持ってるしちょうどよかった。

89年の一度目の再結成アルバムはヴォーカルの桐島かれんのカラーにあわせた作風になりましたが、ライヴで「タイムマシンにお願い」をやってるのを見てガッカリしました(笑)。
声質から個人的には元レベッカのノッコあたりが適任かなとも思いましたが、ま、しゃあないか。
二度目の再結成時のヴォーカル、木村カエラは全方位的に歌がうまいので妥当な人選と思いますが、まだアルバムを買っておりません。

サディスティック・ミカ・バンド / サディスティック・ミカ・バンド
1. ダンス・ハ・スンダ
2. 快傑シルヴァー・チャイルド
3. 宇宙時計
4. シトロン・ガール:金牛座流星群に歌いつがれた恋歌
5. 影絵小屋
6. 空の果てに腰かけて
7. 銀河列車
8. アリエヌ共和国
9. 恋のミルキー・ウェイ
10. ピクニック・ブギ
11. サイクリング・ブギ

ミカ・バンドのデビュー盤。
グラム・ロックに影響を受けただけあって勢いあります。
(1)からテンションの高いブギ・ナンバーで大満足。
このへんはTレックスあたりの影響が強いのかな。
トノバンはたたずまいがなんとなくブライアン・フェリーっぽいかんじですが。


黒船 / サディスティック・ミカ・バンド
1. 墨絵の国へ
2. 何かが海をやってくる
3. タイムマシンにおねがい
4. 黒船(嘉永六年六月二日)
5. 黒船(嘉永六年六月三日)
6. 黒船(嘉永六年六月四日)
7. よろしくどうぞ
8. どんたく
9. 四季頌歌
10. 塀までひとっとび
11. 颱風歌
12. さようなら

ミカバンドの最高傑作。
クリス・トーマスがプロデュース、コンセプト・アルバムとして、またそれぞれの楽曲のクオリティの高さが驚異的。
立ち位置的には海外ロックバンドが日本をテーマにしたロックをやったらこうなりましたみたいな感じですが、実際やってるのは日本人というのがおもしろい。
このへんは黒人でありながらクラプトンなんかを通過してブルーズに入ったロバート・クレイと共通してるのかな。

幻想的な(1)(2)から前作の余韻を引きずるロックンロール(3)に突入する瞬間はいつきいてもシビれますな。
(4)(5)(6)のインストは高中正義の独壇場。
なんとなくはっぴいえんどの「はいからはくち」を思わせる(7)、そしてハッピーな(8)がまたイイ。
個人的にはファンク(10)がスキ。

捨て曲一切ナシ、ニッポンのロック代表選手。


Hot Menu / サディスティック・ミカ・バンド
1. WA-KAH!CHICO
2. ミラージュ
3. ブルー
4. マダマダ産婆
5. ヘーイ ごきげんはいかが
6. オキナワ BOOGALOO
7. それ行け!トーマス
8. ファンキーMAHJANG
9. テキーラ・サンライズ

ミカ・バンド最後のスタジオ盤。
それぞれの楽曲のタイトル通り、初期のブギ風グラム・ロックというよりは細野さんのやってたチャンキーっぽいごった煮的な感触ですな。
実際前作で脱退した小原礼の後任として細野さんに話しが来てたらしい。
プレイヤーとしてならおもしろかっただろうと発言してましたが、この時期既にYMOの構想を持っていたため固辞、ティン・パン・アレーの「Chopper's Boogie」でチョッパー・ベースを響かせていた後藤次利が加入。
全体的にはミカ・バンドというよりサディスティックスという雰囲気が濃いアルバムで(1)(2)とインストゥルメンタル・ナンバーが続きます。
(1)は少年隊の「デカメロン伝説」、そしてゆってぃにも影響を与えたナンバー(笑)。
ちょっぴり前作の面影を残しつつエスニック味の(6)、中華あじをくわえた(8)とたのしい楽曲が並びます。
「黒船」のような先鋭的な空気はなく、リラックスしたかんじですな。

ミカ・バンドはミカがクリス・トーマスと浮気をしたせいで崩壊、ワリを食ったバッキング軍団はサディスティックスと名前を変えて数枚アルバムを発表したり矢沢永吉のバックをつとめたりしましたが、こちらもユキヒロ氏がYMOに参加した時点で自然消滅。


Live In London / サディスティック・ミカ・バンド
1. どんたく
2. WA-KAH!CHICO
3. ヘーイ ごきげんはいかが
4. 颱風歌
5. ミラージュ
6. 快傑シルバー・チャイルド
7. 墨絵の国へ
8. 何かが海をやってくる
9. 黒船 - 嘉永六年六月二日 - 嘉永六年六月三日 - 嘉永六年六月四日
10. 塀までひとっとび

ロキシー・ミュージックの前座をつとめた際の録音。
ウソかホントかわかりませんが、この時アンコールがすごくてロキシー・ミュージックの時間を食ったとか、この時のライヴを見ていたスティーヴ・ジャンセン(元ジャパン)がユキヒロ氏を見てドラムをはじめたとかいろんな逸話がございます。

00:01:00 on 03/06/10 by yoshiki - Music

Comments

Sugar Pie Guy wrote:

1970年代前半の中学生はまず音楽好きにアイデンティティを感じるガキが多く、クラスに5人くらいは小遣いの大半がレコードという連中がいた。

そして、そのなかで洋楽派と邦楽派にわかれていた。
両方聴くには小遣いがたりなかったという現実が大きい。

僕は洋楽派だったんだけれど、日本のロックで好きなのが三つあった。

○シュガーベイブ
○四人囃子
○サディスティック・ミカ・バンド

「はっぴいえんど」には遅れた世代だった。
四人囃子は1stが最高に、そして2ndがそれに次いで好きだった、その後はプログレ志向が強くなり離れちゃったな。

ミカ・バンドがテレビに出たときは興奮した。
加藤和彦はフライングVを抱えてた。

う~んとりとめない。
ロン・バンクスの訃報で気が動転してるんだ。

03/06/10 09:40:00

yoshiki wrote:

ミカ・バンドは完全に後追いで、高橋ユキヒロが在籍してたということでとりあえず「黒船」を当時おらが街にお目見えした貸しレコード屋でレンタルしてみて、その後CDで買い直しました。
あとのはレンタルのまんまで済ませてたんですが、これも縁ということで。

ロン・バンクス・・・。
ウィー・ジーやL.J.レイノルズといったバリトン・シンガーとの掛け合いが素晴らしい代表的なソウル・グループの大黒柱として君臨、立ち位置的にはテンプテーションズのオーティス・ウィリアムズがいなくなったような喪失感です。
ドラマティックスとしては88年にリリースされた全盛期のライヴを収めたアルバムが一番スキですが、今後ドラマティックスどうするんだろう。
L.J.レイノルズが引っ張っていくのかな。

03/06/10 10:31:16

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