泰葉と日本のキングオブファンク

ここ最近世間を騒がせている泰葉さんではございますが、最近ではネット上に泰葉さんの言動・行動をまとめたサイトができておりまして、すげえなネット時代と感心しております。
http://www28.atwiki.jp/yasuha/
その中に「スガシカオに暴言」という項目がございまして、読んでみると、スガシカオのニューアルバムについて基本的には好意を持ちつつ、スガシカオが今回のアルバムで標榜するファンクという言葉・音楽に対して「あなたのファンクはファンクのうわずみ」と書いております。
いろいろと取り沙汰されている昨今の泰葉さんではありますが、この件についてはまったく異論ありませんし、表現の仕方もごくまっとうでちゃんとわかってる人じゃないかとも思いました。
スガシカオ本人がオレはファンクやってます、オレは日本のキングオブファンクと言ってることに対して常々おかしいと思っており、前にも一回ブログネタにしましたが、今回やっとまともにスガシカオを評論した人間が現れた、と思いましたもん(笑)。
本人のサイトでニューアルバムのサイトが立ち上がっており、以下のURLで読めます(試聴可)。
http://www.office-augusta.com/suga/funkaholic.html
その中で「どぎつくて油ギッシュなFUNK」と本人が書いているタイトル曲もなんかえらいことさらっとした感じで、自己評価と実際のサウンドのギャップが気にかかるところではあります。
ファンクをかたちづくっているのはある種の「黒人感覚」だとは思いますが、スガシカオの表現からはまったくその種の感覚が伝わってきません。
ファンク・バンドの中では相当に洗練された部類に入るアース・ウィンド&ファイアさえも抑えきれないファンク感覚が内包されており、日本人にはある種猥雑な感じがするものだとは思いますが、こればかりはうまいこと表現できません。
単にスラップ・ベースがあればファンク、16ビートで刻めばファンクではないし、なによりスガシカオのか細いヴォーカルがファンク度数を相当に減じていることは間違いないでしょう。
日本のファンク・ミュージックにおける最も早い事例である山下達郎はソロデビュー盤で海外レコーディング時にノウハウを学んでそれを自分なりに消化して日本人のファンク・ミュージックをある程度まで具現化しましたが、彼にとってはファンクとは自分の音楽をかたちづくるひとつの要素に過ぎず、その後に登場した久保田利伸も日本で制作した2枚のアルバムではプロデューサーの無理解もあったのか彼自身もファンクを標榜してましたが音作りは今ひとつで、彼も渡米してやっと自分なりのファンクを会得しました。
ジョージ・クリントン、ブーツィ・コリンズ、チャーリー・シングルトンといったホンモノ中のホンモノをゲストに呼んだ「Bonga Wanga」がその代表作でしょう。
あとは岡村ちゃんってのもいるけど、今塀の中だしなあ~。
前にも書きましたが、ワタクシも基本的にはスガシカオのサウンドについては別段不愉快に思うこともなく、どちらかというとがんばってらっしゃると思っておりますが、どうしても「日本のキングオブファンク」を自認してるあたりが腑に落ちない気持ちがございまして・・・。
サウンドの中にある種の猥雑さを持っているかがファンクの鍵かとは思いますが、ま、泰葉さんのおっしゃる「あなたのファンクはファンクのうわずみ」はポイントをついた評論だと思います。
あとの騒動のことはわかりません(笑)。
ちうかね、あそこんちは男と女が逆になって産まれてくればよかったのにとつくづく思います。
おねえちゃんもなかなか攻撃的だし、どっちも落語家になって生来の性格がいいほうに転がれば、江戸前の落語を破壊して立川談志を超える、あるいは関東の横山やすしみたいな噺家になったんじゃないかと思うんですがどうでしょう。

12:01:00 on 10/31/08 by yoshiki - Diary - 10 comments

ソニー・クラーク

アメリカでのブルーノート人気が主にジミー・スミスによってもたらされたのとは対照的にソニー・クラークは特に日本で人気が高かったみたいですな。
「ようわからんがこいつは日本でよく売れてる。」とプロデューサーのアルフレッド・ライオンがマスターテープにメモしといたみたいですが、アメリカでは全然売れなかったみたいです。
最近はどうだか知りませんが。
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Sonny Clark Trio / Sonny Clark
1. Be-Bop / Gillespie / 9:54
2. I Didn't Know What Time It Was / Hart, Rodgers / 4:22
3. Two Bass Hit / Gillespie, Lewis / 3:45
4. Tadd's Delight / Dameron / 6:02
5. Softly, As in a Morning Sunrise / Hammerstein, Romberg / 6:33
6. I'll Remember April / DePaul, Johnston, Raye / 4:55
Sonny Clark (p)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (d)
ソニー・クラークのトリオ盤。
(1)ではよく動く右手が素晴らしい。
(2)のテーマもカッコイイですがアドリブもステキ。
あとはやっぱり(5)ですか。
音にすき間はありますが、そのすき間感が気持ちイイ。
全体的にはなんとなくですが、バド・パウエルを思い出しました。
ただ、クラークの方がもうちょっと落ち着いた感じがするかなあ。
まあワタクシの場合、パウエル、エヴァンス、モンクぐらいしかそれぞれのピアノ・スタイルを理解できてないんですが。
しかしポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズはメチャクチャ仕事してるなあ。
モータウンのハウスバンドのジェイムズ・ジェマーソンとベニー・ベンジャミンなみの凄さだ。
20081029-sclark2.jpg
Cool Struttin' / Sonny Clark
1. Cool Struttin' / Clark / 9:24
2. Blue Minor / Clark / 10:19
3. Sippin' at Bells / Davis / 8:19
4. Deep Night / Henderson, Vallee / 9:34
Sonny Clark (p)
Art Farmer (tp)
Jackie McLean (as)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (d)
ソニー・クラークといえばの一枚。
トリオにアート・ファーマーとジャッキー・マクリーンを加えたクインテット編成で録音しており、まずはファンキーさと端正さがちょうどいい按配でミックスされた(1)がすばらしい。
(2)ではジャッキー・マクリーンがイイ仕事してます。
テーマもシンプルでカッコイイ。
野放図なファンキーさを押し出さず、都会的でブルージーな感覚と親しみやすいテーマ部分が日本人ウケしたのかな。
あとピアノってのも大きかったかもしれません。
むかしの日本での西洋楽器のイメージと言えばヴァイオリンとピアノみたいな時代だったし。
あとはジャケットのデザインですな。
このデザインと音楽が日本人のある種の層にアメリカという国のイメージを強烈に植え付けたんだと思います。
それとも日本人は谷崎潤一郎の昔から足フェチが多いのかな(笑)。
日本におけるジャズ=おしゃれ音楽、というイメージづけにもっとも貢献したであろう一枚。

12:01:00 on 10/30/08 by yoshiki - Music - 4 comments

Illmatic / Nas


1. The Genesis / Braithwaite, Jones / 1:45
2. N.Y. State of Mind / Jones, Martin / 4:54
3. Life's a Bitch / Cruz, Dara, Jones, Scott, Wilson / 3:30
4. The World Is Yours / Jones, Phillips / 4:50
5. Halftime / Byrd, Jones, Mitchell / 4:20
6. Memory Lane (Sittin' in da Park) / Barsella, Jones, Martin ... / 4:08
7. One Love / Davis, Heath, Jones / 5:25
8. One Time 4 Your Mind / Jones, Mitchell / 3:18
9. Represent / Martin, Nas / 4:12
10. It Ain't Hard to Tell / Jones, Mitchell / 3:22
94年リリース、ナズのファースト。
ほぼ現在では伝説のデビュー盤となっておりますが、日本人としてはほぼトラックの出来の良さでしか聴けないうらみはあるものの、そのトラックの出来が素晴らしい。
当時ドクター・ドレを筆頭に急成長していたレイドバックする西海岸サウンドと対極にある、ひんやりした手触りを残した東海岸勢の一番いいところが出ております。
やっぱ気候ってあるのかねえ。
あと、収録曲が10曲というのもイイ。
ダラダラと捨て曲を収録するよりは食い足りないぐらいのところで終わらせ、リスナーの飢餓感を煽るやり方のほうがあとにつながりそうですが、どえらい豪華なプロデュース陣なんで制作費が足りなくなったんでしょうか(笑)。
ほとんど当時の東海岸プロデューサーのショウケースみたいな感じだし。
ギャップ・バンドの「Yearning For Your Love」をサンプリングして、父親のオル・ダラのトランペットを乗せた(3)、マイケル・ジャクソンの「Human Nature」ネタの(10)が個人的にはお気に入りですが、基本的に捨て曲ナシ、しかも客演ナシ、ナズのラップ一本で勝負のヒップホップとして完成度の高いアルバムです。

05:48:40 on 10/29/08 by yoshiki - Music - comments

歯医者通い開始

ここ最近冷たいモノを食うと歯がしみるようになり、歯ぐきも腫れていたので歯医者に行かないといけないなあと思いつつ2週間ほど行けずじまいでしたが、本日やっとこ行ってまいりました。
診察の結果は歯そのものには異状はないものの、歯石がいっぱいついてますと言われ、拡大スコープで自分の歯のキャプチャ写真を見せられるとなるほど歯石がどえらいことになっており、3~4回に分けて取ろうということになりましたが、歯石除去の担当が歯科助手の若くてちょっとかわいいおねいちゃんでございまして、自分の恥ずかしいところをガバッと開けていじられまくりのある意味羞恥プレイでございました。
盲腸の手術の時ちん毛剃られるときも同じような感じになるのかな。
明日また行ってきます。

12:01:00 on 10/23/08 by yoshiki - Diary - 7 comments

シュガーヒル・レコード

ワタクシがはじめてグランドマスター・フラッシュの作品を聴いたのはポッパーズMTVで87年作の「U know what time it is」だったかな。
のらくろとフェリックスがまざったようなキャラクターが出てくるなかなかにファンキーなビデオでございました。
もともとはモーメンツのプロデューサーであり、エロソウル「ピロー・トーク」でおなじみのシルヴィア・ロビンソンが設立したシュガーヒル・レコードからラップが登場し、現在の隆盛につながったわけですが、むかしはサンプラーとかもなかったんで基本的に全部スタジオ・ミュージシャンが演奏しており、シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」の元ネタ「グッド・タイムス」も完全コピーで、ナイル・ロジャーズも最初聴いた時はビックリしたがよく聴いたらオレたちの演奏じゃなかったと発言しており、初期ラップの方向性が企画モノのディスコに近いものであった事を伺わせます。
ちうか上層部の考え方がミュージシャンのそれだったんだなと。

Street Beat Classics -The Best Rap From Sugar Hill Vol.1
1. Rapper's Delight / The Sugarhill Gang / 14:43
2. Super-Wolf Can Do It / Superwolf / 6:20
3. Freedom / Grandmaster Flash & The Furious Five / 8:12
4. 8th Wonder / The Sugarhill Gang / 7:11
5. That's The Joint / Funky Four Plus One / 9:21
6. The Birthday Party / Grandmaster Flash & The Furious Five / 8:20
7. Funky Sound (Tear The Roof Off) / The Sequence / 4:55
8. Spoonie Is Back / SPOONIE GEE / 6:34
9. The Message / Grandmaster Flash & The Furious Five / 7:09
シュガーヒル・レコードの一番おいしいところをコンパイルしたアルバム。
ヒップホップの夜明けを告げた(1)はホリデイ・インにたむろする女の子を題材にしたパーティ・ラップ。
クラブで大人気の(5)はアンサンブルのおもしろさもさることながらシャ・ロックちゃんのカワイイラップがステキ。
これのCJマッキントッシュがリミックスしたヤツがまたカッコイイ。
90年代初頭にヒップホップ勢からのPファンク再評価に先駆けて、替え歌のレベルですが、この時期既にPファンクをやっていたというのは評価されてしかるべきでしょう。
いや、この時期だとビミョーに遅れてるか(笑)?
そしてシュガーヒル・レコードの真打ち、グランドマスター・フラッシュはパーティ・ラップ(3)(5)そしてヒップホップの側面のひとつでもあるストリートの現実をラップした(9)で存在感を示します。
「おい、押すな、こっちは、ギリギリのところに、いるんだ」と訴え、黒人ヤッピーに向けられた口当たりの良い音楽ではなく、下層の人々に向けられた音楽という意味で重要でしょう。
表題通りのまさにストリート・ビートですが、バックアップしているのは十分に経験を積んだスタッフだったというのがおもしろいところです。

Street Beat Classics -The Best Rap From Sugar Hill Vol.2
1. It's Nasty / Grandmaster Flash & The Furious Five / 8:20
2. Hey Fellas / Trouble Funk / 7:18
3. Whip It / The Treacherous Three / 7:42
4. Do You Want To Rock(Before I Let Go) / The Funky Four / 6:23
5. Breaking Bells(Take Me To The Mardi Gras) / Crash Crew / 7:18
6. Simon Says Dance / Farrari / 6:38
7. New York New York / Grandmaster Flash & The Furious Five / 7:22
8. Kickin'it Live From 9 To 5 / The Sugarhill Gang / 6:33
9. Break Dance-Electric Boogie / West Street Mob / 5:10
10. White Lines / Grandmaster Flash & Melle Mel / 7:28
シュガーヒル・レコードのコンピ盤パート2はパート1に比較して若干の出がらし感は否めませんが、聴き物は多数。
なぜここにいるのか不明ですが、トラブル・ファンクの(2)はふつうにいつものゴーゴー攻めでございます。
そして今ではどこいっちゃったのかわかんないのが悲しいことこのうえないクール・モー・ディーがいたトレチャラス・スリーの(3)と一人抜けちゃったらしいファンキー・フォーの(5)はメイズのカヴァーとヴァラエティに富んでおります。
そしてグランドマスター・フラッシュはカッコイイサウンドに乗せてコカイン撲滅を訴える(10)で政治色の強い作品を作りますが、時期尚早だったんでしょうか、しばらく経つとパーティ・ラッパー達にトップの座を奪われてしまいます。
初期ヒップホップ・グループのアルバムはそれほど存在せず、あるいはこの時期からクラブ・ユースを意識してなのかほとんど12インチ・シングルとしてのフォーマットが多いのでCDだとこういう形でのコンピになるのはやむを得ないか。
アルバム出してないグループの方が多かっただろうし。

12:01:00 on 10/21/08 by yoshiki - Music - 8 comments

モー娘。崩壊

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元モー娘。を中心としたタレントさんが「ハロー!プロジェクト」を卒業することになったらしいですが、これって事務所クビみたいな事なんだろうか。
それともいわゆる「ハロー!プロジェクト」と呼ばれるモー娘。軍団を解体して本格的にドサ回り要員としてタレントとしての賞味期限が完全に切れるところまで行くみたいな感じなのかね。
どっちなんだろうか。
たぶん今までやってきたモー娘。軍団のコンサートの集客がかつてほど見込めなくなってきて収支があわなくなってきたんだろうけど、それにしても思い切ったなと。
モー娘。としての絶頂期が99年の「LOVEマシーン」から01年の「Mr.Moonlight -愛のビッグバンド-」あたりまでだったでしょうが、モー娘。の凋落はブレーンに音楽的センスがある人間がいなかったせいで、ソングライターとしては10年前に既に終わっていたつんくブランドでどうにかしようとして、楽曲を外注できなかったあたりが一番大きかったかな。
もともと演歌が得意な事務所じゃそういうポップスを先取りする目もなかっただろうし、どうにもならなかったんでしょうが。
「LOVEマシーン」でアレンジ担当したダンス☆マンあたりがもっと前に出てくればよかったのに。
でもダンス☆マンじゃオリジナルはどうなのかな。
替え歌しか聴いたことない。
あとはミニモニ。で当てちゃったせいでその後の舵取りを間違えたというのもあるかもしれないな。
かなり古いたとえですが、ウルトラセブンや仮面ライダー、ベルサイユのばらなんかの例を見ると、対象年齢よりやや大人向けに振った方がウケるし、作品自体が後に残ると思います。
最近(といってももう10年前か)でいくとSPEEDなんかもデビュー当時はかなり大人びた内容の歌だったし。
なんでも小学生に合わせちゃいけないでしょう。
モー娘。の後釜を担っているBerryz工房とか℃-uteみたいに最初から子供向けじゃ全国的なヒットは望めないでしょう。
モー娘。の最新シングルが「ペッパー警部」らしいですが、こんな歌リリースしてる時点でもう終わってるし、早いとこモー娘。じたいを店じまいして新しいビジネスモデルを考えるべきだと思うけどなあ。
ところで、今使ってるATOKで「もーむす」とうつと「モー娘。」とでてきて、「みにもに」で「ミニモニ。」とでてきて「べりーずこうぼう」とうつと「Berryz工房」と一発変換する仕様でございますがこれも次のバージョンでは危ないかもしれません。
モー娘。のアルバムでは絶頂期の「ベスト! モーニング娘。1」と「4th いきまっしょい!」がよかったです。

12:01:00 on 10/20/08 by yoshiki - Music - 5 comments

アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ

日本にもえらい勢いで来てたアート・ブレイキーさんでございます。
ジャズメンは日本大好きな人が多いような気がするんですが、本国じゃあまり待遇よくないのかな。
特に80年代はライヴ・アンダー・ザ・スカイとかマウント・フジみたいな良質のフェスティヴァルがあったんでジャズメン達にはおいしい営業場所だったのかな。
でも、昨今のR&Bシンガーみたいな手抜きライヴをかまして帰るみたいなかんじの人はいなくて皆さんかなり気合いの入ったプレイをしてたような気がします。
その筆頭がアート・ブレイキーだったような。
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Moanin' / Art Blakey & The Jazz Messengers
1. Moanin' / Timmons / 9:30
2. Moanin' [alternate take] / Timmons / 9:19
3. Are You Real / Golson / 4:47
4. Along Came Betty / Golson / 6:08
5. The Drum Thunder Suite: / Blakey / 7:30
First Theme: Drum Thunder
Second Theme: Cry a Blue
6. Blues March / Golson / 6:13
7. Come Rain or Come Shine / Arlen, Mercer / 5:45
Lee Morgan (tp)
Benny Golson (ts)
Bobby Timmons (p)
Jymie Merritt (b)
Art Blakey (d)
アート・ブレイキーといえば・・・、の一枚。
なにはなくとも(1)でしょう。
「蕎麦屋の出前も口ずさむ・・・。」といわれたあまりにも有名なブレイキーの代表作。
とはいうものの、作曲はピアノのボビー・ティモンズなんですが。
ワタクシ今回「ああ~、これがモーニンっていうのか。」とやっと理解したクチでございます(笑)。
モノの本によりますと、ブルーノートのプロデューサー、アルフレッド・ライオンは(1)をあんまり好きじゃなかったみたいですがどうだったんでしょうか。
とはいうものの、本作はすごくわかりやすい、というと語弊がありますが覚えやすいテーマの曲が並んでてヒットもむべなるかなといった感じです。
アート・ブレイキーの代名詞たる爆発的なドラミングも(5)で堪能できるし、全編通してリー・モーガンのトランペットが素晴らしい。
リラックスした(7)でアルバムは幕を閉じますが、それぞれの楽曲の良さもさることながらアルバムとしての構成もすばらしい。
バードランドのライヴも素晴らしいですが、こちらもステキ。
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A Night In Tunisia / Art Blakey & The Jazz Messengers
1. A Night in Tunisia / Gillespie, Paparelli / 11:14
2. Sincerely Diana / Shorter / 6:48
3. So Tired / Timmons / 6:37
4. Yama / Morgan / 6:23
5. Kozo's Waltz / Morgan / 6:46
Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Bobby Timmons (p)
Jymie Merritt (b)
Art Blakey (d)
アート・ブレイキーの作品のなかでは一番気に入った一枚。
何といっても(1)。
のっけから凄まじい熱を放射するブレイキー、そしてそれに負けじと楽団員全員が突進する様は聴いてて気持ちが良くなります。
リー・モーガンとウェイン・ショーターのホーンも絶好調、モーガンの(4)(5)は日本語タイトルですが、なんでも当時の奥さんが日系人だったか日本人だったかでそれにちなんだタイトルですが(4)は落ち着いているものの、(5)ではそれぞれのソロが凄い。
若手のサイドメン達が熱い演奏を繰り広げて大将がそれを煽り続けるという構図はジェイムズ・ブラウンのそれと似ており・・・、というかたぶんJBのみならず、他のビッグ・バンドもそうなんでしょうが、ジャズのスモール・コンボではあんまり聞かない話しだと思うんですがどうなんでしょう。

12:01:00 on 10/19/08 by yoshiki - Music - 2 comments

SHM-CDで復刻

ワーナーから自社カタログの中からいわゆる「歴史的名盤」をSHM-CDで初回限定リイシューするとの事ですが、CCCDみたいなクソまぬけな規格から一転、オッサンオバハン層にターゲットを絞ったこの企画に関しては拍手を送りたく思います。
ラインナップは以下の通り。
●レッド・ツェッペリン
・『レッド・ツェッペリン』(WPCR-13231)
・『レッド・ツェッペリン IV』(WPCR-13232)
 
●ディープ・パープル
・『マシン・ヘッド』(WPCR-13233)
・『ライヴ・イン・ジャパン』(WPCR-13234)
 
●イーグルス
・『ならず者』(WPCR-13235)
・『ホテル・カリフォルニア』(WPCR-13236)
 
●ドゥービー・ブラザーズ
・『キャプテン・アンド・ミー』(WPCR-13237)
・『ミニット・バイ・ミニット』(WPCR-13238)
 
●シカゴ
・『シカゴ1(シカゴの軌跡) 』(WPCR-13239)
・『ラヴ・ミー・トゥモロウ(シカゴ16)』(WPCR-13240)
 
●ニール・ヤング
・『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』(WPCR-13241)
・『ハーヴェスト』(WPCR-13242)
 
●クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング
・『デジャ・ヴ』(WPCR-13243)
 
●ジョニ・ミッチェル
・『ブルー』(WPCR-13244)
 
●スティーヴン・スティルス
・『スティーヴン・スティルス』(WPCR-13245)
 
●イエス
・『危機』(WPCR-13246)
 
●リトル・フィート
・『ディキシー・チキン』(WPCR-13247)
 
●トム・ウェイツ
・『クロージング・タイム』(WPCR-13248)
 
●フリートウッド・マック
・『噂』(WPCR-13249)
 
●ポール・サイモン
・『時の流れに』(WPCR-13250)
 
●マイケル・フランクス
・『スリーピング・ジプシー』(WPCR-13251)
 
●ラモーンズ
・『ラモーンズの激情』(WPCR-13252)
 
●テレヴィジョン
・『マーキー・ムーン』(WPCR-13253)
 
●フェイセズ
・『馬の耳に念仏』(WPCR-13254)
 
●カーリー・サイモン
・『ノー・シークレッツ』(WPCR-13255)
 
●ドクター・ジョン
・『ガンボ』(WPCR-13256)
 
●ドナルド・フェイゲン
・『ナイトフライ』(WPCR-13257)
・『KAMAKIRIAD』(WPCR-13258)
 
●エリック・クラプトン
・『ジャーニーマン』(WPCR-13259)
 
●ヴァン・ヘイレン
・『1984』(WPCR-13260)
 
●クリストファー・クロス
・『南から来た男』(WPCR-13261)
 
●バッド・カンパニー
・『バッド・カンパニー』(WPCR-13262)
 
●フォリナー
・『4』(WPCR-13263)
 
●『「サタデー・ナイト・フィーバー」オリジナル・サウンドトラック』(WPCR-13264)
●ロッド・スチュワート
・『アトランティック・クロッシング』(WPCR-13265)
 
●R.E.M.
・『アウト・オブ・タイム』(WPCR-13266)
 
●エルヴィス・コステロ
・『スパイク』(WPCR-13267)
 
●グリーン・デイ
・『ドゥーキー』(WPCR-13268)
 
●ニルヴァーナ
・『ブリーチ』(WPCR-13269)
 
●ザ・スミス
・『ザ・クイーン・イズ・デッド』(WPCR-13270)
 
●トーキング・ヘッズ
・『リメイン・イン・ライト』(WPCR-13271)
 
●ザ・ポップ・グループ
・『Y(最後の警告) 』(WPCR-13272)
 
●プリンス&ザ・レヴォリューション
・『パープル・レイン』(WPCR-13273)
 
●マドンナ
・『ライク・ア・ヴァージン』(WPCR-13274)
 
●リンダ・ロンシュタット
・『ホワッツ・ニュー』(WPCR-13275)
 
●イギー・ポップ&ストゥージズ
・『イギー・ポップ・アンド・ストゥージズ』(WPCR-13276)
 
●バターフィールド・ブルース・バンド
・『イースト・ウェスト』(WPCR-13277)
 
●バッファロー・スプリングフィールド
・『アゲイン』(WPCR-13278)
 
●ヤング・ラスカルズ
・『グルーヴィン』(WPCR-13279)
 
●ドアーズ
・『ハートに火をつけて』(WPCR-13280)

ざっと見るともうなんか間違いない、プレスした分は絶対売れちゃうラインナップですな。
お客さんもうすでにCDで持ってるでしょうけど、SHM-CDで聴いて音の違いを確かめてくださいよみたいな感じかな。
しかもいままでのSHM-CDが2,500~3,000円ぐらいだったのに、今回は全部2,300円とワーナーにしてはがんばった価格にしてるあたり、やる気を感じますな。
2,000円ならサイコーですが。
しかしトム・ウェイツ、マイケル・フランクス、ザ・ポップ・グループなんてあたりは売れるのかね。
あるいはマイケル・フランクスはクリストファー・クロスと、ザ・ポップ・グループはストゥージズあたりと抱き合わせで買う層がいそうですが、トム・ウェイツだけはわかりません。
いや、ポップ・グループもやっぱりわからん。
あとクラプトンもジャーニーマンしかなかったのかと思ったらもうほとんどSHM-CDになってるのか。
間違いないところから攻めていくねえ(笑)。
ドナルド・フェイゲンなんかはもっと早いうちからSHM-CDになっててもおかしくなかったような気がしたんですがどうなってるんでしょうか。
スティーリー・ダンなんか本人たちも音にうるさけりゃファンまで音にうるさいみたいなイメージがあるんですが。
どのぐらい音が違うのか確かめてみたいんですが、この中でCDで持ってるのはドナルド・フェイゲンのナイトフライとドクター・ジョンのガンボとヴァン・ヘイレンの1984だけだ・・・。
なんでソウル/R&Bはこういうときに蚊帳の外かね。
オーティスとアレサぐらいラインナップに入れてもいいだろがよ。
しかしCDの原材料だけでどれだけ音が変わってくるのかなあ。

12:01:00 on 10/18/08 by yoshiki - Music - 7 comments

カレーにこれを入れるとおいしいと思うものランキング


ほぼ国民食として定着しているカレーですが、おのおのいろんなコダワリがあるようですな。
定番のにんにくが一位なのに、なんでしょうががランキングに入ってないんだろうか。
ふしぎだ。
ランキングの中ではコーヒーが上位にいるのが意外でした。
インスタントコーヒーの粉をカレーの具といれると苦みがでておいしい・・・、とまんがのミスター味っ子に描いていたのでやってみましたがなかなかよかったです。
裏技としてはけっこう有名なんだな。
ただ、ふだんコーヒーを飲まないのでほとんどやることはありません。
そういえば学生時代にデパートでバイトしてた頃カレーに生卵落として食ってたなあ。
なつかしい。
ワタクシがいつも作るカレーは鶏の手羽元・ジャガイモ・タマネギ・ニンジンをコンソメスープといっしょに圧力鍋で煮込んでグリコの熟カレーで味つけしてます。
具を切るところからはじめて所要時間45分ぐらい。
切るのが10分、圧力鍋20分、ルウ投入後15分かな。
しかし煮込みすぎで手羽元の肉が骨からすぐはずれてしまい、最終的に鍋の中で遺骨がぷかぷか浮いてる見た目最悪なカレーなので人様には見せられません。
じゃあ骨を取り除けという意見もございましょうが、骨の両はじをしがんでるとそこはかとなくイイ味がするのでやめられません(笑)。
二日目になるとすべてがぐちゃぐちゃになってかろうじてニンジンが識別できるぐらいな状態になりますが、これがまたステキ。
またカレーつくるか。

12:01:00 on 10/17/08 by yoshiki - Diary - 9 comments

SNSに飽きた日本のユーザーは55%

世間にSNSが普及し始めて4~5年ぐらいですか。
もう飽きられてるという調査結果が出たみたいですが、むかしなつかしいメーリングリストやICQなんかも流行ったのはせいぜい2~3年ぐらいだったし、まあそんなもんだろうと思います。
mixiを筆頭とするSNSはたいしてネットもやってないひとが友達に誘われてなんとなく入ったというケースが多いんでしょうが、ただの連絡網的なかたちで入ってるんだろうから飽きるというか使わなくなるのも速そうだ。
毎日毎日具のビッチリ詰まった日記を書いてる人もそうそういないだろうし。
mixiのもうひとつの米びつであろうユーザーの動向を探るマーケティングもユーザーが動いてくれないことにはデータが集められないしね。
MP3の再生履歴なんてレコード会社のマーケティングにうってつけでしょう。
「テイストが似てるもの」ということで別の歌手のMP3をすすめてきてるし。
しかしこのままいくとmixiの株とかどうなるんだろうか。
上場した時はアホみたいな値段でしたが今どうなってるんだろう。
社員もストックオプションとかあてにしてそうだけど。
そろそろ新しい流行りものが出てくる時期かねえ。
それがなにかはまったくわかりませんが。

12:01:00 on 10/16/08 by yoshiki - PC / Internet - 2 comments

なんだったんだリア・ディゾン

リア・ディゾンができちゃった婚しちゃったらしいですが・・・。
たぶんこれで事実上芸能界は引退でしょうが、もうちょっと大きくブレイクするかと思ってました。
グラビアアイドルとしてはかなりのプレミア感があったんで、本人は抵抗あっただろうけどこんなカワイイ子がこんなカッコをみたいなかんじでもう半年ぐらいグラビアで引っ張って日本語のたどたどしいかわいいタレントとして育ててから歌手にシフトすればもっと売れたような気はする。
グラビア→歌手へのシフトが速すぎた感はあったな。
とはいうものの、本人が一番やりたい歌手としての力量がほとんどないってのがまた不幸だったとは思いますが。
ここまでプッシュしてきた所属事務所はいいかげんにしろって思ってるだろうなあ~。
ウチの会社もこないだ新入社員の女の子が夢を追いたいとかワケのわからんことを言って半年でやめちゃったけど、そんなもんなのかねえ。
最近の失速感がすごかっただけに、本人としてはまあ別にいいかぐらいの感じかね。

12:01:00 on 10/15/08 by yoshiki - News - 6 comments

ヒップホップダンス(初級)

今日のジムはシェイプエアロとはじめてのヒップホップダンス(初級)に出てまいりました。
ヒップホップダンスは時間割の関係で普段なかなか出られないんですが、休日ということでやっと出られます。
シェイプエアロをいつものようにムチャクチャな振りで終え、ヒップホップダンスに移行しましたが、曲はブラックストリートの「Take Me There-Want U Back Mix」から入ってきたので非常に気持ちよく始めることができてよかったです。
今回のライバルは横っちょにいた50代のオッサンと60手前ぐらいのオッサンでした。
60手前のオッサンは見た感じヒップホップな感じはしませんが、スタジオに入ってきたときちょっとブラザーっぽく身体を揺すって入ってきたのでこれはオリジナルギャングスタが来たと思ったものの、本番に入るとこっちが間違えて一拍早く振りに移行しちゃってる横でオッサンは二拍遅れてえらいことになっており、ワタクシの一帯はほぼ学級崩壊状態。
曲はブラックストリートからよくわからんたぶんメアリーJブライジみたいなのに変わってましたが、そのころになると振りを覚えるのに必死で良く覚えておりません。
いつもどおり振り付けの飲み込みが遅く、四小節ぶんぐらいのカンタンな振りなのに結局身体に染みつく直前で終了。
あともう15分ぐらいやりたかった。
今回休日でプログラムがあたったのではじめてヒップホップダンスをやりましたが、強度的にはまだ余裕がありました。
今年の初頭に一番カンタンなシンプリーエアロで死にそうになってたのがウソみたいです(笑)。
楽しかったのでなんとか時間を見つけて平日の夜のに行きたいなあ。

「Take Me There-Want U Back Mix」が入ってるブラックストリートのリミックス盤。
もう廃盤なのかな。

12:01:00 on 10/14/08 by yoshiki - Diary - 4 comments

リブレット死亡・Inspiron Mini9注文

先月出張に行った際、仕事用兼暇つぶし用(こっちがメイン)に使っているリブレットを起動しようとしましたが・・・。
あれ?
起動しない・・・。
電源は入るもののOSが立ち上がる気配ナシ。
バッテリーがまったくなくなったので起動しないのかなと思い、充電してみてもダメ。
一回コンセントを抜いて再度差し込み直してもダメとできる限りのことをやっても起動せず。
まあもう8年落ちのものなのでしゃあないっちゃあしゃあないんですが、出張のお供がいなくなるのはさびしい。
常宿にしているホテルの各部屋にもやっとLAN回線が引かれたので、二代目を買うことを決心。
候補は以下の通り。
HP 2133 Mini-Note PC:
サイズ・デザイン・キーボードの打ちやすさとどれをとっても文句ナシ。
だがしかし致命的なのはえらい勢いで熱くなる本体とそれが原因なのか壊れたという報告がネット上に溢れかえってて断念。
ASUS Eee PC 901-X:
サイズ・デザイン・キーボードの打ちやすさは及第点。
あとは質感がもう少しよければグーでした。
Acer Aspire one AOA150:
サイズ・デザイン・キーボードの打ちやすさは及第点。
ただタッチパッドとクリックボタンの位置に違和感あり。
Everex CloudBook CE1221J:
ちょっと興味があったので見てみましたが、質感がえらいこと安っぽかったのでパス。
日本で売るならもうちょっとクオリティ上げないとダメだと思う。
DELL Inspiron mini9:
サイズ・デザインは文句ナシ。
キーボードの打ちづらさが若干ですが気にかかります。
で、いろいろ考えてDELL Inspiron mini9に決定。
10/2にオンラインで注文しました。
送料含めて49,554エンなり。
この値段なら納得いきます。
ちうか一番安い。
ただ、現在当該機種は予約殺到中で到着予定は10月下旬。
デルのPCを組み立ててる中国娘ちゃんにはがんばっていただきたいです。
20081010-dc.jpg
がんばれ中国娘。(写真はイメージです)

12:01:00 on 10/13/08 by yoshiki - PC / Internet - 11 comments

三浦和義の二十七年

いわゆる「ロス疑惑」については、84年の2月ぐらいに電車の中吊り広告に「疑惑の銃弾」の文字があったのを覚えております。
高校の観劇会か何かで銀座か新宿かどこかに行った時に見たんだっけかなあ。
雪が降った日だった記憶もありますが違うかもしれません。
そして程なくマスコミの三浦和義狂想曲が幕を切って落とされました。
マスコミにとっては昼ドラと火曜サスペンス劇場の要素を混ぜた現在進行形の事件は相当においしかったと見え、三浦和義本人がちょっといい男で、女優さんだのなんだのとムチャなオンナ関係を繰り広げ、極めつけは三浦夫妻が参加していたスワッピングパーティーの様子を写した写真が流出したりとオバハンのゲスな好奇心を刺激しまくったせいか、特にオバハンの見る8時半と15時のワイドショーあたりでは毎日毎日「新事実発見!三浦和義ロス事件の真実に迫る!」みたいな毒々しいキャプションをつけた放送を飽きることなく繰り返したものの一年以上何の進展もなく、マスコミ的に賞味期限切れとなったかに見えた85年に突然逮捕されました。
生放送で放映番組飛ばして三浦逮捕の様子を特番でやってたのがワイドショーの三浦狂想曲のフィナーレだったかな。
85年初頭から景山民夫(ひょうきん族でフルハム三浦を演じもした)言うところの「疑惑を背負ったこの渋さが今、たまらない」みたいなテレビタレントとしての活動を公然と始めていた矢先だったんで逮捕に関しては個人的にはかなりビックリしました。
結局いろんな意味でグダグダなまま人々の記憶から消え去り、数年前に結局釈放になりましたが、万引き事件だのというつまらん話題でオッサンオバハンの耳目を集めた程度でこのまま余生を過ごすのかと思ったら今年にはいってサイパンで逮捕、そして今回の突然の幕切れとなったわけですが、結局本当のところはどうだったのかと思う以前に、彼の人生は悲劇だったのか喜劇だったのかそれともマスコミに追いかけられつつもしたたかにマスコミを利用し、そして自分の起こした事件によって自死に追い込まれる結末のピカレスクだったのかというところに思いをはせてしまいました。
この後ワイドショー、そして写真週刊誌はアフタヌーンショーのやらせリンチ事件発覚だのビートたけしのフライデー乱入事件、そしてTBSの弁護士ビデオ事件といった大きな不祥事を起こしつつもいまだに生き残っており、オバハン達のゲスな需要に応え続けております。
今頃ワイドショーのスタッフは過去のビデオを引っ張り出しての編集に大忙しでしょう。
プロデューサーのホクホク顔が目に浮かぶようです。
彼らにとってはロス疑惑で亡くなった人でも三浦和義の死体でもカネになりゃいいんでしょうから。

12:01:00 on 10/12/08 by yoshiki - News - 3 comments

観覧車の跡地に観覧車

お台場パレットタウンの観覧車が都から10年契約で土地を借りている関係であと2年でなくなり、一度更地になるそうですが、その跡地にまた観覧車を作る計画をしてるらしいです。
だったら契約を見直してそのまんま譲るがいいじゃねえか。
都の担当にいるのは壮絶なバカばっかりなんだなと思いました。

12:01:00 on 10/11/08 by yoshiki - News - comments

Run-D.M.C.

Run-D.M.C.の登場時、当時黒人音楽を聴き始めたばかりのワタクシはポップス界における一種の色物的なムーヴメントで終わるのかと思っておりましたが、この2年後にトーン・ロックが「ワイルド・シング」で全米一位を取った時点でやっと認識を変えました。
Run-D.M.C.は85年のライヴ・エイドに出演してましたが当然当時の日本では全く注目されておらず、たしか彼らの出番も放映されることはなかったと記憶しておりますが、数年前に発売されたDVDにはライヴの模様が収録されており、セレブ然としていた出演大物歌手たちと比べるとプンプン匂うチンピラっぽさがサイコーでした。
88年のハードコアな「Tougher Than Leather」以降浮き沈みがありつつ活動を続け、02年にDJのジャム・マスター・ジェイが射殺されてグループは活動を停止しますが、ヒップホップの立役者として永遠に語られる存在でしょう。

Run-D.M.C. / Run-D.M.C.
1. Hard Times / McDaniels, Smith, Ward, Waring / 3:53
2. Rock Box / McDaniels, Simmons, Smith / 5:28
3. Jam-Master Jay / McDaniels, Mizell, Simmons ... / 3:21
4. Hollis Crew (Krush-Groove 2) / 3:12
5. Sucker M.C.'s (Krush-Groove 1) / McDaniels, Simmons, Smith / 3:15
6. It's Like That / McDaniels, Simmons, Smith / 4:45
7. Wake Up / 5:30
8. 30 Days / 5:45
9. Jay's Game / 4:17
Run-D.M.C.84年のデビュー・アルバム。
今聴くとおそろしくチープなサウンドではございますが、起爆直前のエネルギーを感じることができます。
ヒップホップ黎明期に活躍したシュガーヒル・レコード勢がバック・トラックをスタジオ・ミュージシャンに演奏させてパーティ・ディスコっぽいサウンドを生み出していたのに対し、こちらは簡単なリズム・ボックスとジャム・マスター・ジェイのスクラッチを中心にしたハードなサウンドで、しかも(2)ではメタリックなギターを導入しており、ファンカデリックを想起させてくれます。
こういうサウンドになったのはロック大好きリック・ルービンがプロデュースしたせいもあるんでしょうが。
意あって力足らず、という感じはいたしますが、次作以降に力をつけた彼らは爆発いたします。

Raising Hell / Run-D.M.C.
1. Peter Piper / McDaniels, Simmons / 3:25
2. It's Tricky / McDaniels, Mizell, Rubin ... / 3:03
3. My Adidas / McDaniels, Rubin / 2:47
4. Walk This Way / Perry, Tyler / 5:11
5. Is It Live? / 3:06
6. Perfection / 2:52
7. Hit It Run / McDaniels, Mizell, Simmons / 3:10
8. Raising Hell / McDaniels, Rubin, Simmons / 5:31
9. You Be Illin' / Mizell, Simmons, White / 3:26
10. Dumb Girl / 3:31
11. Son of Byford / 0:27
12. Proud to Be Black / Brown, McDaniels, Simmons / 3:14
86年リリースの3枚目。
Run-D.M.C.を、そしてヒップホップそのものを一躍ポップ・シーンに認知させた最重要アルバム。
ワタクシもこのアルバムから入りました。
MC二人の掛け合い、スクラッチ、ヒューマン・ビートボックス、そしてネタ使いとさまざまな"技"がこのアルバムで披露されており、また、たぶん儲かったカネで機材を買い足したんでしょう、サウンドもアイディア満載のすばらしいものになりました。
当時の定番となったマルティグラネタの(1)から飛ばしに飛ばし、マイシャローナの(2)、アディダスをヒップホップ・ファッションに昇華させた(3)、そしてなんといってもエアロスミスの(4)。
このカヴァー・ヒットがエアロスミスの復活を促し、90年代における最重要バンドとして君臨することになりました。
Run-D.M.C.はこのアルバムの大ヒットを受けて来日、笑っていいともにでてコーラの早飲み競争とかしつつなぜかNHKホールでコンサートをやっておりました。
たしか日本からも当時ラッパーだったいとうせいこうとか出てたんじゃないかな。
あとフーディーニとかも帯同してたような。
個人的にはヒューマン・ビートボックスが鬼カッコイイ(7)がお気に入り。
今聴いてもすばらしいヒップホップ・アルバムのマスターピースの一枚。

12:01:00 on 10/10/08 by yoshiki - Music - comments

“神保町のひとり上手”よしき

前田日明主催のアウトローの少年たちによる格闘技大会「THE OUTSIDER」の三回目が行われるみたいですが、今回もすごい面々が出場するようです。
なにがすごいって選手紹介のキャッチコピーがものすごい。
一部をご紹介。
“アウトサイダー少子化対策担当大臣・最強保育士”秋山翼
“ブリッジマン改め富山の極悪ちびまるこ”ピロシ
“博多名物ひとり喧嘩祭”アパッチ小次郎
“栃木真岡・夜の代表取締役”松本峰周
“法曹界の最強戦士・人権派柔術弁護士”堀鉄平
“掲示板に潜むザ・モンスター・相模原のパワフル気弱マン”早川剛
“埼京線最強・途中下車上等・彩の国の爆裂デビル”渡部健
“リング上でかわいがり・アウトサイダー場所喧嘩横綱”水田聖通
“オマエは別腹・暴食怪人”津谷健一
“サ モ ア”向出秀孝
“寝ても立ってもフルボッコ・取手の拳帝”幕大輔
“喧嘩替え玉バリカタ上等・笹塚の石鍋スナイパー”村山晃一

すげえ超カッコイイ。
マジパねえッス。
一回目の選手紹介のコピーは「新宿のカリスマ」とか「ハマの狂犬」ぐらいだったのに回を追うごとにコピーに気合が入っておりますが大丈夫なんでしょうか。
こういうのを地デジで放送してくれりゃいいのになあ。
深夜でもいいから。

15:37:54 on 10/09/08 by yoshiki - Diary - 2 comments

B-CASとダビング10がなくなるなら

総務省のデジタルコンテンツ委員会がB-CASの見直しを決めたみたいですな。
B-CASがなくなればたいへんけっこうなことだと思います。
あとはダビング10とかみたいなアホ規格が消えてなくなればなおけっこうですな。
そしたら新しいテレビを買おうかという気にもなってまいります。
その前にアンテナがどうなるかだな。
しかしなんでこのニュースを一般マスコミは流さないんだろう。
委員会開いたのは9月26日らしいじゃない。
こういうことしてるからマスコミは信用されないんだ。
ま、ダビング10がなくなったら自分とこの番組が高画質でガンガンコピーされてイヤだなあと思ってるんだろうが、よっぽど出来のいい番組じゃないかぎりそんなにコピーなんかされないと思うんだが。
マスコミ(テレビ局)もある種の自意識過剰に陥ってると思う。

23:04:54 on 10/07/08 by yoshiki - News - 6 comments

加勢大周

加勢大周が捕まって、出演してたドラマが途中で打ち切りになったらしいが、こういう時こそ新加勢大周が代役で出ればいいと思う。

13:04:20 on 10/06/08 by yoshiki - News - 4 comments

Pulse / Greg Phillinganes


1. Behind the Mask
2. Won't Be Long Now
3. Playin' With Fire
4. I Have Dreamed
5. Come as You Are
6. Lazy Nina
7. Signals
8. Countdown to Love
9. Shake It
スティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、エリック・クラプトンといった超一流のアーティストのバッキングをつとめるキーボード職人グレッグ・フィリンゲインズのセカンド・ソロ。
フィリンゲインズの場合はスタジオのみならず、いずれもツアー・メンバーとして参加しており、クラプトンの80年代後半のツアーや大ヒットしたアンプラグド等の映像作品にも顔を見ることができます。
本作の注目はやはりシングル・カットもされたYMOのカヴァー(1)。
もともとマイケル・ジャクソンのモンスター・アルバム「スリラー」に収録予定でしたが権利関係でもめた末にお蔵入りになり(マイケル側が半分印税よこせと言ったらしい)、その時のセッションにグレッグがヴォーカルを入れたと思われます。
この楽曲は後にグレッグが参加したクラプトンの「August」にも収録され、こちらもシングルカットされました。
それどころか作曲した教授もソロ名義でマイケル作詞のヴォーカル入りのシングルを出しており、YMOのオリジナルを入れるとそのヴァージョンの数はかなりのものになります。
海外のミュージシャンたちが日本で大ヒットしたライディーンやテクノポリスじゃなくて「Behind The Mask」に反応したというのが興味深いですな。
そしてもう一つの注目曲はドナルド・フェイゲンが作曲した(6)。
フェイゲンの大傑作「Nightfly」にグレッグが参加していた縁によるものでしょうが、いかにもフェイゲンっぽい曲調で満足。
他にも(2)ではポインター・シスターズを、また(3)ではジェイムズ・イングラム&ハワード・ヒューイットをコーラスに従えるという豪華布陣で臨んでおり、聴き応えは十分。
紙ジャケ限定盤なのであるうち買うときやの一枚。

12:01:00 on 10/05/08 by yoshiki - Music - 2 comments

Joe Thomas, New Man / Joe


1. E.R. / Daniels, Emiie, Greg / 3:49
2. By Any Means / Austin, Cox / 3:51
3. Why Just Be Friends / Chisolm, Farris, King ... / 4:24
4. We Need to Roll / Austin, Cox, Dean / 4:05
5. Man in Your Life / Austin, Cox / 3:16
6. I Won't Let Him Hurt You / Austin, Cox / 4:12
7. New Man / Reeves, Romulus, Smith, Yip / 3:47
8. Start Over Again / Antwone, Flowers / 4:38
9. Sorry / Antwone, Flowers / 3:36
10. Heart Behind My Eyes / Antwone, Flowers / 3:42
11. Chameleon / Cantrell, Gosselin, White / 3:50
12. Friends Don't Let Friends [Clip] / 1:27
13. Special Friends [Clip] / 1:25
14. Magic [Clip] / 1:25
15. Sex Girl [Clip] / 1:14
16. Wanna Be Your Lover [Clip] / 1:24
ジャイヴとの契約が切れたJOEは元モータウンのケダー・マッセンバーグのレーベルと契約しました。
本作は移籍第一弾のアルバム。
ほぼ同時期にデビューしたR.ケリーがカメレオンのようにスタイルを変えて生き残ったのとは対照的に「ウチはこれしかできないから」と同じ味の定食をひたすら出し続けるメシ屋のような不器用さがJOEにはあり、本作も大きな路線変更はなし。
残念なのはJOE本人がソングライティングから完全に手を引き、ブライアン・マイケル・コックスをはじめとするスタッフに全てを委ねてしまった事です。
とはいうものの作品そのものは安定しきっており、特に大きな不満もなくいつものJOEの世界を作り出していきます。
ここまで大きく崩れることなくノドの衰えもなく、ベッドルーム御用達の音楽を作り続けることもひとつの才能でしょう。
ファンとしての願いは「All The Things (Your Man Won't Do )」を超えるエロソウルを出してくれることですが。
で、ジャケ中に来年早々にもニューアルバムのアナウンスがプリントされておりますが、本作はそのアルバムのための露払い的な役割なんでしょうか。
同じヴェテランのキース・スウェットがエレクトラと切れてから新作のリリースが遅れたのが記憶に新しいところですが、JOEにはそのような事のないようにしていただきたいです。

12:01:00 on 10/04/08 by yoshiki - Music - comments

The Way I See It / Raphael Saadiq


1. Sure Hope You Mean It / Saadiq / 3:40
2. 100 Yard Dash / Ozuna, Saadiq / 2:18
3. Keep Marchin' / Saadiq / 2:37
4. Big Easy / Saadiq / 3:18
5. Just One Kiss / Saadiq / 2:32
6. Love That Girl / Ozuna, Saadiq / 3:04
7. Calling / Mendoza, Saadiq / 3:44
8. Staying in Love / Saadiq / 2:53
9. Oh Girl / Saadiq / 3:34
10. Let's Take a Walk / Curtis, Saadiq / 2:28
11. Never Give You Up / Hilton, Saadiq / 4:12
12. Sometimes / Ozuna, Saadiq / 4:06
13. Oh Girl [*] / Saadiq / 3:41
ラファエル・サディークのソロ3作目はオールド・スクールへの傾倒っぷりを示すアルバムに仕上がりました。
思えばトニーズ時代から他のシンガーをプロデュースする際は自分の持ち味を生かしつつわりと同時代性を意識した楽曲に仕上げますが、自分の作品の場合はリミッターをはずしているようで、(1)からモータウン、ハイ、フィリーといったサウンドへの愛情を隠そうとしません。
ニュー・オーリーンズの名物バンド、リバース・ブラスバンドをゲストに迎えた(4)、そしてジョス・ストーンをゲストに甘く仕上げた(5)と佳曲が並びますが、個人的に一番気に入ったのはスウィート・コーラス・グループ風に仕上げた(9)。
これには悶絶いたしました。
そしてスティーヴィー・ワンダーがハーモニカで参加した(11)も素晴らしい。
またいずれの曲も2~3分ぐらいとコンパクトにまとめ、聴きやすいのもグー。
全部で42分か。
このぐらいがアルバムとしてホントに聴きやすい。
他のシンガーのプロデュースでカネ稼いで自分のソロで好きなことやってる感じで、今回は彼のキャリアの中でもかなり充実した作品になったんじゃないでしょうか。
そういえばドゥウェイン・ウィギンズとかどうしちゃったんだろ。
モータウンで一枚ソロ出したっきりだな。

12:02:00 on 10/03/08 by yoshiki - Music - 4 comments

2001年のGoogle

http://www.google.com/search2001.html
Google10周年を記念して、↑で2001年当時のインデックスで検索できるみたいです。
で、ワタクシのサイトを検索してみましたが「soulbounce」の前身サイト「Yoshiki Got A Feelin'」がありました。
01年ってまだ昔のサイトだったっけか。
たしか97年にものすごくひどいデザインだった最初のサイトをオープンして、何回かリニューアルしたりプロバイダ替えた上で5~6年前ぐらいに今のサイトの原型を作ったようなおぼえが。
まあいいや。
ワタクシ01年は人として公私ともにかなりヤバい時期だったのであんまり思い出したくありませんが、ネット的には面白かった時期でした。
この時期はMac買っていじり倒してたのか。
OSXにしようかどうしようかとか言いながら。
で、まだISDNだったっけかなあ。
当時は掲示板でメチャクチャに盛り上がりまくりでしたが、ブログ書くようになってから掲示板はすっかり廃れましたな。
ま、こないだのように自宅サーバが飛んだ時は一番復旧がカンタンなのでやめる気はございませんが。
あとソウルチャットはよくいったな。
ICQとかはもうこの頃は下火だっけかな。
もうめんどくさいんでここのサイトの基本デザインも変えないだろうし、ネット界におけるものすごく革命的なことがおこらんかぎりはこのままだらだら行こうと思っておりますので皆様よろしくお願いいたします。

12:37:10 on 10/02/08 by yoshiki - PC / Internet - 2 comments

Love & Life / Eric Benet


1. Love Patience & Time / Benet, Posey / 5:27
2. The Hunger / Benet, Posey / 4:04
3. You're the Only One / Benet, Gerard, Nash, Posey / 4:13
4. Don't Let Go / Benet, Posey / 4:27
5. Everlove / Benet, Posey / 5:10
6. Chocolate Legs / Benet, Crouch, Smith / 4:29
7. Weekend Girl / Benet, Posey / 4:51
8. Iminluvwichoo / Benet, Posey / 4:39
9. Spanish Fly / Benet, Chalmers, Duplaix ... / 4:30
10. Still I Believe / Benet, Posey / 4:10
11. Sing to Me / Benet, Nash, Posey / 4:44
12. One More Tomorrow / Benet, Nash / 5:17
05年の「Hurricane」でキャリアも終わったかに見えたエリック・ベネイですが本作で見事に復活しました。
まずはロイ・ハーグローヴをゲストに迎えた(1)が素晴らしい。
そしてデビュー時からのジョージ・ナッシュをソングライティングに迎えた(3)が往年のベネイ節で気に入りました。
そしてゴスペルライクなスロウ(5)はテリー・デクスターという女性シンガーとのデュエット。
キース・クロウチが制作した(6)は96年のデビュー盤っぽくてこれも良。
ミッド・ファンクな(7)(8)とテンポを上げていってなぜかラテンな(9)、そして落ち着いた(12)で幕を閉じますが、全体的に落ち着いた柔らかいサウンドで合格点。
とりあえずこれでメジャーに残留決定でしょう。

22:45:48 on 10/01/08 by yoshiki - Music - comments