60年代から活躍していたベーシストのドナルド・”ダック”・ダンが東京での公演後、ホテルにて就寝中に死去した模様。
享年七十。
60年代にスタックスのハウス・バンド、ブッカー・T&MG’sのメンバーとして無数のレコーディングに参加、特にオーティス・レディングとのコンビネーションは抜群でしたが、MG’s名義での大ヒットシングル「Green Onion」の時にはまだ参加してなかったのね。
MG’s解散後、他のメンバーがメンフィスを離れてからもスタックス・レコードに関わっていた模様ですが、レーベルがダメになって以降はロック~ブルーズのセッションにもお声が掛かったようで、有名なところではブルーズ・ブラザーズのメンバーとして、そして個人的には85年のライヴ・エイドでエリック・クラプトンのバンドの一員として参加してたのがダック・ダンの認識の最初かなあ。
この直後にクラプトン・バンドのベーシストはネイザン・イーストに替わりますが。
90年代には忌野清志郎のアルバム「メンフィス」にMG’s名義にて参加して話題になりましたが、そういった南部のフィーリングが欲しいミュージシャンには引っ張りだこで、今知ったのはロッド・スチュワートの大ヒット・アルバム「Atlantic Crossing」にも参加してたと。
ホンモノ中のホンモノは違うね。
プレイ・スタイルはいかにも南部らしく派手ではありませんが、MG’s時代はアル・ジャクソンのへヴィなドラミングに対応したのかアップ・テンポでのよく跳ねるフレーズが印象的でした。
質実剛健なプレイ、ですな。
ここ二十年で日本で客死したミュージシャンにはシックのバーナード・エドワーズ、あとは横浜のステージ上で倒れてそのまま息を引き取ったジョニー・”ギター”・ワトソンが知られるところですが、三人目になってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。








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